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うるう年一覧【うるう年早見表】

うるう年とは、通常よりも1日多く、1年が366日ある年のことです。普段、1年は365日ですが、実は地球が太陽の周りを1周する時間(公転周期)は、約365.2422日と中途半端な長さになっています。この端数(約0.2422日)のズレを調整するために、ほぼ4年に一度、1日多くする仕組みが「うるう年」です。

西暦和暦干支
2048年令和30年辰(たつ)
2044年令和26年子(ね)
2040年令和22年申(さる)
2036年令和18年辰(たつ)
2032年令和14年子(ね)
2028年令和10年申(さる)
2024年令和6年辰(たつ)
2020年令和2年子(ね)
2016年平成28年申(さる)
2012年平成24年辰(たつ)
2008年平成20年子(ね)
2004年平成16年申(さる)
2000年平成12年辰(たつ)
1996年平成8年子(ね)
1992年平成4年申(さる)
1988年昭和63年辰(たつ)
1984年昭和59年子(ね)
1980年昭和55年申(さる)
1976年昭和51年辰(たつ)
1972年昭和47年子(ね)
1968年昭和43年申(さる)
1964年昭和39年辰(たつ)
1960年昭和35年子(ね)
1956年昭和31年申(さる)
1952年昭和27年辰(たつ)
1948年昭和23年子(ね)
1944年昭和19年申(さる)
1940年昭和15年辰(たつ)
1936年昭和11年子(ね)
1932年昭和7年申(さる)
1928年昭和3年辰(たつ)
1924年大正13年子(ね)
1920年大正9年申(さる)
1916年大正5年辰(たつ)
1912年大正元年子(ね)
1908年明治41年申(さる)
1904年明治37年辰(たつ)
1896年明治29年申(さる)
1892年明治25年辰(たつ)
1888年明治21年子(ね)
1884年明治17年申(さる)
1880年明治13年辰(たつ)
1876年明治9年子(ね)
1872年明治5年申(さる)
1868年明治元年辰(たつ)

うるう年に関するルール・誕生日の取り扱いについて解説

「4年に一度」のうるう年には、実はちょっとしたルールがあります。また、2月29日生まれの人の誕生日は平年にはどうなるのか、詳しくご紹介します。

うるう年の決まり方(ルール)

4年に一度「うるう年」があるとおぼえている方は多いと思いますが、実は次のような定義があります。

うるう年の決まり方(ルール)
  • 西暦が4で割り切れる年は「うるう年」
  • 西暦年号が100で割り切れて、400で割り切れない年は平年

例えば、2024年は4で割り切れるため、直近のうるう年でした。

ただし、将来的な2100年においては、100で割り切れるが、400で割り切れないため平年になります。一方で2400年は100でも400でも割り切れる年ですので、うるう年ということになります。

うるう年が誕生日の場合どうなる?

うるう年の追加される日(2月29日)は、「うるう日」と呼ばれます。この日は4年に一度しか現れない特別な日です。

うるう日に生まれる確率は0.000684%と言われています。そのため、特別感のある誕生日として楽しまれることも多いですが、4年に一度しか年を取らないわけではありません。

うるう年が誕生日だった場合、法律上ではどのような考えがになるのか下記ご紹介いたします。

誕生日はいつになる?戸籍上・法律上の考え方(日本の場合)

日本では「年齢計算ニ関スル法律」により、誕生日が2月29日の人は、平年には2月28日を誕生日とみなして年齢計算されます。

① 年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス
② 民法第百四十三条ノ規定ハ年齢ノ計算ニ之ヲ準用ス

明治三十五年法律第五十号(年齢計算ニ関スル法律) | e-Gov 法令検索

また、上記に引用されている「民法百四十条」によると、誕生日の前日の「2月28日が終了する瞬間(24時)」をもって年齢が加算されます。

そのため、うるう日生まれの方は法律的には毎年2月28日が終わった瞬間に一つ年齢が増えることになります。

第百四十条 日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない。ただし、その期間が午前零時から始まるときは、この限りでない。

引用元:民法 | e-Gov 法令検索

例えば、免許証やパスポート、有効期限が誕生日となる書類なども、平年の場合は2月28日が誕生日扱いとなります。

実際のお祝いの日は?

実際のお祝いは人それぞれ自由です。一般的には、以下のどちらかを選ぶことになるでしょう。

  • 2月28日に祝う(日本の法律に準じる形)
  • 3月1日に祝う(実際の日付に近づける形)

家族や友人など、自分にとってしっくりくる日を選ぶケースが多いようです。

もし、うるう年がなかったら?

もし「うるう年」が存在しなかったら、私たちの生活はどうなってしまうのでしょうか。地球が太陽の周りを一周するには実は約365.2422日かかっています。毎年、わずか0.2422日のズレが積み重なると、少しずつ季節と暦がズレてしまいます。

仮にうるう年を設けずに365日で暦を固定すると、単純計算では約4年ごとに1日ずつ季節がずれ、約120年後には季節が丸々1ヶ月ずれてしまいます。さらにこのズレが数百年単位で積み重なれば、真夏なのに暦上は冬、雪が降る季節なのに暦上は夏という不思議な状況が生まれてしまいます。

季節がズレると、農作物の種まきや収穫時期、気象予測、さらには各種行事や祝祭日など、私たちの生活全般に大きな影響が出るでしょう。現在のような正確な季節感覚や季節ごとのイベントも保てなくなってしまいます。

「うるう年」は、実は私たちが当たり前のように四季を楽しむために欠かせない仕組みなのです。