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年賀状の気の利いた一言文例:ビジネスにも使える例文と書き方のコツを解説

本記事ではこのようなお悩みを解決いたします
  • ビジネスでも失礼にならない「気の利いた一言」が思いつかない
  • 相手別(取引先・上司・同僚)に合わせた文例を知りたい
  • 年賀状のマナーや表現の工夫を整理しておきたい

新しい年の始まりに欠かせない年賀状。しかし、いざ書こうとすると「何を書けば良いのか」「ビジネスでも使える表現はあるのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

形式的すぎると心が伝わらず、砕けすぎると失礼にあたる可能性もあり、年に一度のことながら頭を悩ませることもあるでしょう。

今回のコラム記事では、年賀状に添える“気の利いた一言”の文例を中心に、ビジネスシーンからプライベートまで幅広く活用できる表現を紹介します。さらに、文章をスマートに見せる書き方のコツも解説しますので、今年の年賀状作成にぜひお役立てください。

このページの概要

ビジネス年賀状に添える「気の利いた一言」とは

ビジネスの場で送る年賀状は、単なる新年の挨拶にとどまらず、取引先や上司、同僚との関係をより良いものにする大切な日本文化です。

印刷された定型文だけでは形式的に感じられてしまうこともあるため、ひとこと添えるだけで「丁寧さ」や「心配り」を伝えることができます。ここでは、その重要性と注意すべき表現について見ていきましょう。

なぜ「ひとこと」が重要なのか

年賀状に一言を添えることは、相手に「特別感」を与える効果があります。受け取る側にとって、印刷された文章だけでは他の人と同じ印象になりやすいですが、ひとこと加えられるだけで個別に思いを伝えていることが伝わります。

特にビジネスシーンでは、以下のようなメリットがあります。

  • 信頼関係を深められる
    • 共通の話題やプロジェクトに関する具体的な一言は、「よく見てくれている」「気にかけてくれている」という安心感につながり、より円滑で親密なコミュニケーションの土台を作ります。
  • 印象に残りやすい
    • 印刷された定型文だけでは事務的な印象になりがちです。短いながらも直筆で一言添えることで、相手は「自分のために書いてくれた年賀状」だと感じ、温かみと特別感が伝わり、記憶に残りやすくなります。
  • 未来への期待:
    • 新年の抱負や、本年も変わらぬお付き合いをお願いする言葉を添えることで、今後のビジネスへの前向きな姿勢と期待を伝えることができます。

このように“ひとこと”は、相手への心遣いを形にする小さな工夫でありながら、大きな効果をもたらすものといえるでしょう。

ビジネスで避けたい表現:忌み言葉・句読点など

一方で、ビジネス上の年賀状であっても、注意すべき表現が存在します。無意識に使ってしまうと、礼を欠いた印象を与える可能性があるため要注意です。

代表的な避けるべきポイントは以下の通りです。

  • 忌み言葉:「倒れる」「切れる」「失う」など、縁起が悪い言葉。
  • 句読点の使用:年賀状では「区切り」を避ける意味から、句読点を使わないのが一般的。
  • 過度にカジュアルな表現:「よろしくです」「頑張ってくださいね」など、親しい間柄に限定すべき言葉。
  • 相手の状況を無視した表現:転職や異動などデリケートな事情がある場合には、無理に触れない。

こうした配慮を心がけることで、年賀状がより洗練された印象となり、ビジネスパートナーとしての信頼感を高めることができるでしょう。

取引先・顧客向けの年賀状で使える一言文例

取引先や顧客に送る年賀状は、これまでのご愛顧への感謝を伝えると同時に、今後の関係性をより固くするための大切な機会です。形式的な挨拶に加えて、相手を思いやる一言を添えることで、ビジネスパートナーとしての信頼感をさらに高められるでしょう。ここでは、実際に使える文例を目的別に紹介します。

感謝を伝える一言:具体的なエピソードを交えて

日頃の取引や支援に対する感謝を端的に伝える一言は、相手に誠実な印象を残します。特に前年に大きな支援や取引があった場合は、その点に触れるとより具体性が増します。

例文ポイント
昨年は〇〇プロジェクトで多大なるご支援を賜り 心より御礼申し上げます具体的な案件名を入れることで、「あなただけへのメッセージ」だと伝わります。
旧年中は格別のご愛顧を賜り 誠にありがとうございました最も丁寧で一般的な感謝の表現です。
いつも温かいお心遣いをいただき 社員一同深く感謝しております日頃からの配慮や気遣いに対して、会社全体としての感謝を伝えます。
貴社のおかげで大変充実した一年でした相手の貢献を称え、感謝を伝えます。

今後の関係性を願う一言:新年の抱負を込めて

「今年も末永いお付き合いをお願いします」という姿勢を示すことで、相手に安心感を与えることができます。堅苦しくなりすぎず、前向きな表現を選ぶのがポイントです。

例文ポイント
本年もより一層皆様のお役に立てるよう 邁進してまいります新しい年に向けて、より良いサービスを提供するという決意表明です。
本年も昨年同様ご指導ご鞭撻のほど 何卒よろしくお願い申し上げます目上の方や、指導を仰ぐ関係の取引先へ適しています。
本年も引き続き円滑なお取引を 心よりお願い申し上げます今後のビジネスの継続と発展を願う、丁寧な表現です。
新商品の〇〇(サービス名)も ご期待いただければ幸いです具体的な商品やサービスに触れ、新たな提案のきっかけにもできます。

健康・繁栄を願う一言:相手を気遣う気持ちを込めて

年賀状らしい華やかさを加えつつ、相手の健康や企業の繁栄を祈る表現はビジネスの場にふさわしいものです。縁起の良い言葉を意識すると、より好印象につながります。

例文ポイント
貴社のご繁栄と皆様のご活躍を 心よりお祈り申し上げます会社と個人、両方の発展を祈る丁寧な表現です。
寒い日が続きますが 皆様くれぐれもご自愛ください季節を問わず使える、相手の健康を気遣う言葉です。
皆様のこの一年が 幸多き年となりますようお祈りいたします相手の幸せを願う、温かいメッセージです。
近いうちにご挨拶に伺えますことを 楽しみにしております直接会う機会への期待を伝えることで、より親近感が増します。

上司・先輩・目上の方に向けた年賀状で使える一言文例

上司や先輩、または目上の方に送る年賀状は、普段の感謝を伝えると同時に、今後の自分の姿勢を示す場でもあります。丁寧さを大切にしながらも、形式的になりすぎない一言を添えることで、より好意的な印象を持っていただけるでしょう。ここでは、感謝・決意・健康を願う気遣いを表す文例を紹介します。

指導への感謝を込めた表現

昨年お世話になったことや、日頃のご指導への感謝をストレートに伝えると、相手の心に残りやすくなります。

例文ポイント
旧年中は公私にわたり温かいご指導を賜り 心より感謝申し上げます最も丁寧で包括的な感謝の表現です。
〇〇プロジェクトでは 大変お世話になりありがとうございました具体的な案件に触れることで、感謝の気持ちがより深く伝わります。
日頃より細やかなお心遣いをいただき 誠にありがとうございます日々の配慮や気遣いに対して敬意を持って感謝を伝えます。
〇〇様のお導きのおかげで 昨年一年間大きく成長できました相手の指導の成果を伝え、敬意を示すことができます。

抱負・決意を示す表現

新しい年のスタートにあたり、自分の抱負や決意を述べるのも好印象です。謙虚さと前向きさを兼ね備えた表現を選ぶと良いでしょう。

例文ポイント
本年もご期待に沿えるよう より一層精進していく所存です期待に応えるべく努力する決意を、謙虚な姿勢で伝えます。
昨年得た経験を活かし 今年はさらなる飛躍を目指します過去の経験を踏まえ、具体的な目標と決意を伝えます。
未熟者ではございますが 本年も変わらぬご指導のほどよろしくお願い申し上げます謙遜しながらも、引き続き指導をお願いする丁寧な表現です。
目標達成に向けて邁進いたしますので 引き続きご指導を賜りたく存じます前向きな決意と、謙虚な指導のお願いを組み合わせています。

健康や活躍を願う表現

目上の方への年賀状には、相手の健康やご活躍を祈る一言も欠かせません。堅実で上品な言葉を選びましょう。

例文ポイント
〇〇様のさらなるご活躍を 心よりお祈り申し上げます相手の仕事での活躍を祈る、丁寧で前向きなメッセージです。
厳寒の折 くれぐれもご自愛くださいませ季節を考慮し、相手の健康を気遣う気持ちを伝えます。
ご家族皆様の健康とご多幸を 心よりお祈り申し上げます家族を含めた幸せを願う、温かいメッセージです。
本年もチーム一丸となり 部署を盛り立ててまいりましょうチームや部署への貢献意欲と、協力をお願いする姿勢を示します。(親しい先輩などへ)

同僚・後輩・社内関係者に向けた年賀状で使える一言文例

社内で交わす年賀状は、職場の雰囲気を和らげ、日頃の感謝や絆を深める良い機会です。形式的な文章よりも、少し柔らかさや親しみを込めた一言を加えることで、関係性がより良好になるでしょう。ここでは、励まし・感謝・目標を伝えるための表現例を紹介します。

励まし・共に頑張る姿勢を示す表現

同じ目標に向かって働く仲間だからこそ、前向きな気持ちを共有する一言は効果的です。

例文ポイント
今年も力を合わせて 部署を盛り立てていきましょう!一緒に頑張るという連帯感を強調し、前向きな気持ちを共有できます。
〇〇さんの活躍を 心から応援しています後輩や他部署の同僚へ、具体的な活躍を期待し、エールを送ります。
お互い健康に気を付けて 実り多き一年にしましょう健康を気遣いつつ、お互いの成功を願う親しみやすい表現です。
今年は〇〇さんと一緒に 新しいことに挑戦したいです協力体制を提案し、具体的なアクションへの期待を示します。

感謝・親しみを込めた表現

普段のサポートや気配りに感謝を伝えることで、良好な関係をさらに強められます。

例文ポイント
いつも迅速なサポートに 心から感謝しています日々の業務における具体的なサポートへの感謝を伝えます。
〇〇さんのおかげで いつも職場の雰囲気が明るいです相手の存在価値を認め、人間性や貢献を褒めることができます。
また近いうちに ゆっくり飲みに行きましょう!プライベートでの交流を促す、親しみを込めたメッセージです。
困ったことがあればいつでも 声をかけてくださいね先輩・上司から後輩へ、温かく頼りがいのある姿勢を示せます

今年の目標や希望を添える表現

年の始まりに自分の目標を一言添えると、仲間と共有しやすく、モチベーションの向上にもつながります。

例文ポイント
今年は〇〇のスキルを磨き さらに貢献できるよう頑張ります個人的な成長目標を共有し、仕事への意欲を伝えます。
〇〇さんに追いつけるよう 日々努力していきます!先輩・同僚への尊敬の念を示し、自身の目標を伝えます。
昨年の教訓を活かし 今年はミスなく乗り切りたいですね過去の出来事を振り返り、建設的な姿勢を見せます。
また美味しいランチを ご一緒できるのを楽しみにしています親しい間柄で、今後の交流への希望を伝えます。

文例をより「気の利いたもの」にする工夫

せっかく年賀状に一言を添えるなら、相手に「自分のために書いてくれた」と感じてもらえる工夫を取り入れることが大切です。

定型文に少しのアレンジを加えるだけで、ぐっと印象に残る年賀状になります。ここでは、気の利いた文例に仕上げるための具体的な工夫を紹介します。

相手の社名・部署名・名前を入れる

「御社」「貴社」といった一般的な表現に加えて、相手の社名や部署名、さらには担当者の名前を入れると、相手に特別感が伝わります。名前を添えることで「宛てて書いている」意識が相手に伝わり、心がこもった印象になるでしょう。

工夫目的と効果文例
相手の社名・部署名を入れる事務的でない、個別のメッセージであることを示す。貴社(〇〇部)の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます
相手の名前を入れる個人的な関係性を大切にしていることを示す。より温かい印象を与える。〇〇様には昨年も多大なご指導をいただき 誠にありがとうございました

具体的なプロジェクト名・業務を絡める

相手との関わりを具体的に思い起こさせるような表現を入れると、一層気の利いた内容になります。前年のプロジェクトや協力した業務に触れると、単なる形式を超えて「共に過ごした時間」や「達成感」を共有できるでしょう。

工夫目的と効果文例
具体的な案件名を入れる昨年の苦労や成果を共有し、ねぎらいと感謝を伝える。「〇〇キャンペーン」の成功はひとえに皆様のお力添えのおかげと感謝しております
相手の業務内容に触れる相手の貢献や専門性を認め、敬意を示す。昨年は「新商品開発プロジェクト」にて多大なるご協力をいただき誠にありがとうございました
今後の具体的な目標に触れる未来への前向きな姿勢と、さらなる協力をお願いする。今年こそ〇〇の件でご一緒できることを楽しみにしております

字数・配置・手書きか印刷かを意識する

年賀状は見た目の印象も大切です。字数が多すぎると読みにくくなり、逆に短すぎると簡素に感じられます。

適度な余白を保ちながら、全体のバランスを意識すると好印象につながります。また、近年は印刷が主流ですが、一言だけでも直筆で添えると、温かみや誠意が感じられるでしょう。

工夫のポイントとしては、

  • 文章は2〜3行程度で簡潔にまとめる。
  • 相手に伝えたい部分は行を分け、視認性を高める。
  • 印刷文の下に直筆で一言を加えると、より親しみが伝わる。

こうした小さな配慮を積み重ねることで、年賀状の一言がより心に響く“気の利いた表現”へと変わっていくのではないでしょうか。

年賀状を書く際のマナー・注意点

年賀状は新年の挨拶としての礼儀だけでなく、相手への敬意や気配りを示す重要な手段でもあります。どんなに良い文例を選んでも、基本的なマナーを欠いてしまえば印象が損なわれかねません。ここでは、賀詞の選び方や避けるべき表現、相手に合わせた配慮の仕方について解説します。

賀詞・文末表現の選び方(謹賀新年など)

年賀状の冒頭に記す賀詞は、新年を祝う定番の言葉です。相手との関係性に応じて、適切なものを選ぶことが大切です。

賀詞の種類文字数意味適切な相手不適切な相手
謹賀新年 恭賀新年4文字謹んで新年のお慶びを申し上げます上司、取引先など目上の方、正式な場合親しい同僚や後輩
賀正 迎春2文字新年を祝う
(簡略表現)
同僚、後輩、親しい友人など目下の方や対等な関係上司、取引先など目上の方
あけましておめでとうございます 謹んで新春の お慶びを申し上げます文章丁寧で万能な表現全ての相手(目上の方にも失礼がない)

文末は「本年もよろしくお願い申し上げます」「皆様のご多幸をお祈り申し上げます」など、相手を思いやる表現で結ぶのが望ましいでしょう。

句読点・句切りを使わない理由・実践例

年賀状の文面では、一般的に句読点を用いません。これは「区切りをつけない=縁を切らない」という縁起を担ぐ意味があるためです。また、昔の公文書や格式のある文章でも句読点を省略する習慣があったことから、現在も年賀状では意識がされています。

NG例

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

OK例(改行・スペースを活用)

旧年中は大変お世話になりました
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

改行や適度な空白を使って、読みやすさを工夫するとよいでしょう。

忌み言葉・ネガティブ表現を避ける

お祝いの場にふさわしくない言葉や、不吉な印象を与える表現は避けるのが基本です。

避けたい言葉(忌み言葉)適切な言い換え
去年(「去」が別れを連想させる)昨年、旧年
失う、倒れる、滅びる、別れる、破れる、病むなどこれらの言葉は使わない
不景気、多忙、大変だったなどのネガティブな近況報告明るく前向きな内容に限定する

特にビジネスの年賀状では、縁起や相手の受け取り方に十分な注意を払いましょう。

相手の状況を考えた配慮(体調、昨年の関係性など)

形式的なマナーだけでなく、相手の状況を思いやった配慮のある一言を添えることが、「気の利いた」年賀状になります。

  • 体調面:病気療養中の方には「ご回復をお祈りいたします」など前向きな表現を選ぶ。
  • 昨年の関係性:久しく連絡を取っていない場合は「ご無沙汰しております」と添えると丁寧。
  • 転職・異動後:新しい環境を応援する言葉を添えると喜ばれるが、詳細に踏み込みすぎない。

年賀状は新年の晴れやかな挨拶であることを忘れず、相手の立場や状況に寄り添った言葉選びを心がけると良いでしょう。

文例集:カテゴリ別の一言+やや長文を紹介

ここでは、実際にすぐに使える「気の利いた一言」の文例をカテゴリ別にまとめました。短い一言から、やや長めの文章まで揃えているので、相手や状況に応じて使い分けてみてください。

取引先・顧客向け:例文20選

日頃のご愛顧への感謝と、本年も変わらぬお付き合いをお願いする誠意を伝えましょう。

感謝を伝える一言(一筆箋感覚で)

  • 本年も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます
  • 御社のさらなるご発展を心よりお祈りいたします
  • 〇〇様(貴社)とのご縁を大切に邁進いたします
  • 昨年は格別のご高配を賜り誠にありがとうございました
  • 貴社のご支援のおかげで実り多き一年となりました
  • 本年も共に成長できる一年となりますよう願っております
  • 益々のご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます
  • 引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます
  • 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
  • 昨年は大変良きお取引をいただき重ねて御礼申し上げます
  • 今年もご期待に沿えるよう努めてまいります
  • 本年もより一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます
  • 新たな一年が御社にとりまして飛躍の年となりますよう祈念いたします

今後の関係と繁栄を願う一言(やや長文)

  • 旧年中は大変お世話になり厚く御礼申し上げます 本年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます
  • 貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます 本年も皆様のお役に立てるよう一層精進してまいります
  • 貴社(〇〇様)のご協力のもと充実した一年を過ごせました 本年もより良いサービスをお届けできるよう邁進してまいります
  • 昨年は「新製品開発プロジェクト」にて多大なるご協力をいただき誠にありがとうございました 本年も共に実りある成果を収められますよう尽力いたします
  • 平素より格別のお引き立てを賜り心より御礼申し上げます 本年も御社の発展と皆様のご健勝を心より祈念いたします
  • 昨年は多大なご高配を賜り心より感謝申し上げます 本年も社員一同さらなる努力をもってご期待にお応えする所存です
  • 本年もより良いサービスをご提供できますよう社員一同努めてまいります 変わらぬご厚情をお願い申し上げます

上司・目上の方向け:例文13選

敬意感謝、そして新年の決意を丁寧に伝える表現を使いましょう。

【余白に感謝を込めて】簡潔・丁寧な一筆(短文)

  • 昨年は格別のご指導を賜り誠にありがとうございました
  • 本年も変わらぬご指導ご鞭撻をお願い申し上げます
  • 日頃より温かいご厚情に深く感謝申し上げます
  • 益々のご健勝とご活躍をお祈りいたします
  • 本年も一層精進してまいりますので何卒よろしくお願い申し上げます
  • 昨年の学びを活かしさらに成長できる一年にしたいと存じます
  • ご指導の下で新たな挑戦に励む所存です
  • 本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
  • 旧年中は多くの学びをいただき誠にありがとうございました
  • どうぞお健やかに新春をお迎えくださいませ

【新年の誓いを伝える】誠意と決意のメッセージ(やや長文)

  • 昨年は公私ともに温かいご指導を賜り心より感謝申し上げます 本年も学びを糧に成長してまいりますので引き続きご指導をお願い申し上げます
  • 旧年中は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました 本年も益々のご活躍をお祈り申し上げるとともに精進してまいります
  • 〇〇様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます 本年も業務に取り組む姿勢を見習い邁進してまいります

同僚・社内向け:例文15選

社内の関係者への年賀状は、日頃の感謝ねぎらいと共に、協力体制への期待を伝える良い機会です。

【余白に親しみを込めて】簡潔・前向きな一筆(短文)

  • 本年も力を合わせて良い成果を出していきましょう
  • 昨年は多くのサポートをありがとうございました
  • 今年も共に切磋琢磨しながら成長していければと思います
  • 新しい挑戦を一緒に楽しんでいきましょう
  • 本年もよろしくお願いします 健康で充実した一年になりますように
  • いつも助けていただき感謝しています
  • 今年も笑顔の絶えない一年にしましょう
  • 共に学び合い成果を出せる年にしたいですね
  • 昨年に引き続きどうぞよろしくお願いします
  • 良いチームワークで今年も乗り越えていきましょう

【新年の協力を願う】連帯感のあるメッセージ(やや長文)

  • 〇〇さんの明るさにはいつも助けられています 今年も変わらずよろしくお願いします
  • 昨年はチーム一丸となって〇〇を乗り越えられました 今年も協力して目標達成を目指しましょう
  • 〇〇さんの成長ぶりは本当に頼もしいです 困ったことがあればいつでも声をかけてくださいね
  • 〇〇さんの細やかな気遣いにはいつも頭が下がります 今年も力を合わせて業務に邁進していきましょう!
  • お互い健康に気を付けて 実り多き一年にしましょう 今年も変わらずよろしくお願いします

まとめ:気の利いた一言で年賀状をより印象深く

年賀状は新年の挨拶にとどまらず、相手への感謝や信頼を伝える大切なツールでもあります。

特にビジネスの場では、定型文に加えて一言を添えることで、誠意や心配りがしっかりと伝わります。本記事では、取引先・上司・同僚など相手別の文例や、マナー・表現の工夫を紹介しました。

  • 相手に合わせた一言を添えることが信頼関係を深める鍵
  • 忌み言葉や句読点を避け、前向きで品のある表現を選ぶ
  • 社名や具体的なエピソードを盛り込むと、より気の利いた印象に

年賀状は一枚のはがきでありながら、その一言で相手に与える印象が大きく変わります。今年の年賀状にはぜひ、ひと工夫を加えて、相手の心に残るご挨拶に仕上げてみてはいかがでしょうか。

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