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「また」を別の言い方にするには?意味別の言い換え23選【例文付き】

本記事ではこのようなお悩みを解決いたします
  • 「また」を何度も使ってしまい、文章が単調になるのを避けたい
  • シーンに応じた自然な言い換え表現を知りたい
  • ビジネスやフォーマルな場面で、言葉選びに自信を持ちたい

ビジネスメールや文章作成の場面で、つい多用してしまう「また」という言葉。便利な表現ではありますが、何度も繰り返すと単調な印象を与えてしまうこともあります。より洗練された印象を与えるためには、文脈に応じて適切に言い換える工夫が求められます。

この記事では、「また」の意味や使い方をふまえた上で、自然でスマートに置き換えられる言い換え表現を20個厳選してご紹介します。文章力を向上させたい方のご参考になれば幸いです。

このページの概要

「また」の言い換えとは?

文章や会話の中で頻出する「また」という言葉。接続詞や副詞として使われ、前の内容に追加の情報を加える際によく用いられます。しかし、あまりに多用すると文章が単調に感じられたり、伝えたいニュアンスがぼやけたりすることがあります。そこで重要になるのが「言い換え」の技術です。このセクションでは、「また」の基本的な意味と、言い換えによって得られるメリットについて解説します。

前提確認:「また」はどんな意味で使われている?

「また」には主に以下のような使い方があります。

「また」の意味と使われ方
  • 追加:「それに加えて」という意味(例:彼は英語が話せる。また、フランス語も得意だ。)
  • 繰り返し:「再び」や「もう一度」という意味(例:また会いましょう。)
  • 対比・転換:「一方で」や「その反面」といった意味(例:彼は厳しい。また、思いやりもある。)

このように「また」は幅広い意味を持つ便利な言葉ですが、多用すると何を伝えたいのか分かりにくくなってしまいます。

「また」を言い換えるメリット

適切に「また」という表現を言い換えることで、意味をより明確に伝えられます。文脈に応じた言い換えを使うことで、「追加」「対比」などの意図がより明確になるでしょう。

その他、文章にリズムと変化が生まれます。同じ接続詞が繰り返されると単調になりがちですが、異なる表現を使うことで読みやすくなります。

特にビジネスシーンでは、言葉選びがそのまま評価につながることもあります。だからこそ、「また」の言い換えを知っておくことは、文章力を磨く上でも重要です。

よく使われる「また」の言い換え表現

「また」は汎用性が高く、様々な場面で使える便利な言葉です。ここでは、特によく使われる基本的な言い換え表現を、意味ごとに分けてご紹介します。

さらに/そのうえ/それに

「追加・補足」の意味で使われる『また』の代表的な言い換えが、以下の3つです。

表現丁寧さ・硬さ用途・特徴使用例文
さらにややフォーマル情報の追加・強調に使える商品の品質が高い。さらに、デザインも優れている。
そのうえフォーマル論理的に情報を積み重ねたいときに最適彼は知識が豊富だ。そのうえ、実務経験も長い。
それにカジュアル会話や柔らかい文章で使いやすい雨が降っていた。それに、風も強かった。

これらはすべて「何かを付け加える」意味で使えるため、文の流れやトーンに合わせて選ぶとよいでしょう。

再び/もう一度/重ねて

「繰り返し」や「再度」の意味を持つ『また』の言い換えがこちらです。

表現丁寧さ・硬さ用途・特徴使用例文
再びややフォーマル落ち着いた印象。書き言葉に適している彼は再びそのプロジェクトに挑戦することを決めた。
もう一度カジュアル口語的で親しみやすく、依頼や指示に適しているすみません、もう一度お名前を教えていただけますか?
重ねてフォーマル礼儀正しい印象。ビジネスや改まった場面向き重ねてお礼申し上げます。

同じ「また」でも、文脈によって適切な言い換えを選ぶことで、文章全体の印象が大きく変わってきます。

文脈別に「また」を言い換えた例文

「また」は文の前後を自然につなげる接続詞として広く使われますが、文脈に応じて表現を変えることで、伝えたいニュアンスがより明確になります。ここでは、「順接」の文脈で使える言い換え表現に焦点を当て、例文付きで解説します。

順接の文脈で使える表現

順接とは、「前の内容に続いて、当然のように次の内容がくる」関係を指します。言い換え表現を使うことで、論理的で読みやすい文章に仕上がります。

そのうえ~

「そのうえ」は、前述の内容にさらなる情報や理由を加えるときに使われます。少し硬めで、論理性を強調したい場面に適しています。

例文:彼は営業成績がトップだった。そのうえ、顧客からの信頼も厚い。

単なる追加ではなく、「だからこそすごい」といった印象を持たせたいときに効果的です。

さらに~

「さらに」は、前の文に対して強調しながら情報を積み重ねたいときに使います。汎用性が高く、ビジネス・カジュアルどちらの場面でも使いやすいのが特徴です。

例文:新商品のデザインは好評だ。さらに、使いやすさも抜群である。

時間の繰り返しを示す文脈で

「また」が「再び」「繰り返し」という意味で使われる場合には、以下の言い換えが適しています。

再び~

落ち着いた印象を与える語で、ビジネスやフォーマルな文脈に向いています。

例文:彼は再び舞台に立つことを決意した。

もう一度~

口語的で親しみやすく、指示や依頼などに向いています。

例文:申し訳ありませんが、もう一度お名前をお聞かせいただけますか?

両方の意味を持つケース

一部の表現は、「追加」の意味にも「繰り返し」の意味にも使える柔軟な用法を持っています。

それに~

カジュアルで自然な表現です。主に「追加」の意味で使われますが、柔らかい印象で前後の言葉をつなげられます。

例文:プレゼンは成功した。それに、チームの団結も深まった。

または~

選択や対比を表す文脈で使われることが多いですが、文章によっては「追加」のニュアンスも含まれることがあります。

例文:会場は東京、または大阪のいずれかになります。

「また」に似た形をしていますが、意味が異なる点には注意が必要です。

「また」の言い換え表現・類語 一覧

「また」は非常に汎用性の高い言葉ですが、使い方を誤ると文章が単調になったり、意図が正確に伝わらなかったりすることがあります。そこで、文脈や目的に応じて使い分けられる言い換え表現を知っておくことが重要です。

ここでは、「追加」「繰り返し」「対比」「柔らかなつなぎ」などの意味ごとに、「また」の類語や言い換え表現を一覧形式でご紹介します。使用例とニュアンスもあわせて記載してますので、ご参考になれば幸いです。

表現用途・ニュアンス使用例文
【追加・補足】
さらに情報を強調して追加する新機能が加わった。さらに、価格も据え置きだ。
そのうえ論理的に情報を積み重ねる彼は成績が優秀だ。そのうえ、人柄も素晴らしい。
それにカジュアルに情報を追加する時間がない。それに、お金も足りない。
加えてやや硬め。丁寧な補足に使う英語に加えて、中国語も話せます。
おまけに話し言葉で、ネガポジ両方に使える雨が降ってきた。おまけに風も強い。
しかも驚きを含んで強調する彼は一人でやり遂げた。しかも短時間で。
併せて丁寧でフォーマル資料を送付いたします。併せてご確認ください。
【繰り返し・再発】
再び書き言葉的で落ち着いた印象彼は再び挑戦することを決めた。
もう一度口語的で親しみやすいもう一度説明してもらえますか?
重ねて丁寧語。謝罪・感謝に使う重ねてお礼申し上げます。
改めて気持ちを切り替える・強調改めてご連絡させていただきます。
再度ビジネス・マニュアル向き再度ご確認のほどよろしくお願いいたします。
再三回数の多さを強調再三注意を促してきた。
【対比・転換】
一方で対比の関係を明確にするAはコストが安い。一方で、Bは品質が高い。
しかしながら文章的・丁寧な逆接提案は魅力的だ。 しかしながら、予算が足りない。
とはいえ前提を認めつつ否定も含む難しい仕事だ。とはいえ、やりがいはある。
逆に視点の転換を示す忙しいほうが逆に集中できる。
それに対して明確な対立・比較Aは積極的だ。それに対して、Bは慎重だ。
【柔らかくつなぐ万能型】
あと会話で自然に追加あとで連絡するね。
ついでに軽く補足的に伝える買い物のついでに郵便局に寄った。
ちなみに関連情報を補足ちなみに、彼は元エンジニアだそうです。
なお注意書きや追加情報に使うなお、本件に関するご質問は以下までお願いします。
なおかつ条件を強調して補足高性能で、なおかつ低価格。

「また」を言い換える場面で注意すべきポイント

言葉の言い換えは、表現力を高めるうえで非常に有効な手段ですが、誤った使い方をすると、意味がずれたり、相手に違和感を与えたりすることもあります。「また」を言い換える際には、以下のポイントに注意しましょう。

丁寧さやニュアンスの違い

言い換え表現には、それぞれ異なる「丁寧さ」や「響き」があります。

たとえば、「さらに」 は論理的な印象を与えるのに対し、「それに」 はカジュアルで柔らかい印象になります。次に、「重ねて」 は丁寧で改まった場面に向いていますが、「もう一度」 は日常会話での自然な表現といえます。

文脈や相手との関係性に応じて、適切なトーンの言葉を選ぶことが大切でしょう。

書き言葉/話し言葉での使い分け

同じ意味を持つ表現でも、「書き言葉」として適しているものと、「話し言葉」で自然に聞こえるものは異なります。

書き言葉向き話し言葉向き
言い換え表現そのうえ、再び、重ねてそれに、もう一度、あと
具体例「彼は業績を上げた。そのうえ、後輩の育成にも貢献した。」「彼、成績いいんだよね。それに後輩の面倒も見てるんだって。」

状況に応じて表現を調整することで、伝わりやすく、違和感のないコミュニケーションが可能になります。

よくある誤用と正しい言い換え方法

便利な「また」という言葉ですが、無意識に繰り返し使ってしまうと、文章が単調になったり、意図が伝わりづらくなったりします。ここでは、よくある誤用例を取り上げ、どのように言い換えるとより効果的かを解説します。

「また」の使いすぎに注意

「また」は便利な反面、連続で使用すると文章が単調で稚拙な印象を与える可能性があります。特にビジネス文書や報告書など、一定の丁寧さ・読みやすさが求められる場面では注意が必要です。

例:本製品は高性能です。また、デザインも優れています。また、価格も手ごろです。

「また」を二回用いていることで、読みにくい文章になっています。

例:本製品は高性能です。さらに、デザインも優れています。加えて、価格も手ごろです

このように、類義表現を適切に使い分けることで、文章にリズムと説得力を持たせることができます。

「また」を避けたいシーンと改善例

以下は「また」を使うことで読みにくくなった例と、それに対する適切な言い換え例です。

誤用例問題点改善例
昨日は雨だった。また、寒かった。「また」が単調で文がぶつ切れの印象昨日は雨だった。そのうえ、寒さも厳しかった。
彼は遅刻した。また、提出物も忘れた。否定的な内容が並び、印象が悪い彼は遅刻し、さらに提出物も忘れていた。
もう一度申し込みをお願いします。また、確認も忘れずに。文が不自然に分断されているもう一度申し込みをお願いします。併せて、確認もお忘れなく。

言い換えの基本は「文脈に合わせて最適な語を選ぶ」こと。意図を正確に伝えるためにも、文のつながりや論理関係を意識して表現を選ぶようにしましょう。

まとめ:目的に合わせて「また」を賢く言い換えよう

「また」は非常に便利な言葉ですが、意味や文脈に応じて適切に言い換えることで、文章の質は格段に向上します。とくにビジネスやフォーマルな文章では、単調な表現を避け、意図を正確に伝えることが求められます。

この記事では、

  • 「また」の意味と使い方の整理
  • 基本的な言い換え表現
  • 文脈別の使い分け(順接・繰り返し・柔軟な表現)
  • 言い換え時の注意点と誤用例

などを通して、「また」の使い方や言い換え例をご紹介しました。

日常のちょっとした文章から、仕事でのメールや資料作成まで、この記事で紹介した言い換え表現をうまく取り入れて、表現力に磨きをかけてはいかがでしょうか。

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